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洞窟で暮らしたい。

日々思ったことや思い出を語る。

シンガポールに行った話②

次の日から彼と共にいろいろな所を観光した。 シンガポールには様々な国から来た人達が住んでいて、その人たちは集まってその場所で独特の文化を保っているので、一口にシンガポールと言っても場所によってさまざまな顔を見せる。 リトルインディアもその一つである。

アラブストリートやチャイナタウンなどを周ったが、まるで世界各地を旅しているようで歩いているだけでもなかなかに楽しかった。

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チャイナタウンで彼はいかにも怪しげな出店で彼の妹とその友達へのお土産としてハローキティの鞄を買おうとしていた。 激しく繰り広げられる値下げ交渉の末に「これは丈夫なのか?」という彼の問いに「信頼の日本製さ!丈夫だよ!」という主人の言葉が決め手となって彼はどうみても中国製の鞄を購入していた。 日本人である僕はそのやり取りを横目に見ながら何も言えずにいた。

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彼は数か月かけてアジアをいろいろ旅していたらしくシンガポールを最後に、故郷に帰る予定なのだという。 本来の予定をわざわざ2日延ばしてまで一緒に観光してくれたことは大きな思い出となった。

旅先での英語は意外になんとかなった。 必要最小限の英語は喋れる自信があったし、最近は便利なものでスマホのアプリを用いれば旅行で使いそうなフレーズが全部入っていて自分が喋らなくても画面を見せるだけでどうにかなってしまう。

 

ただ日常会話は全くどうにも難しい。

一緒に歩きながらいろんな話をした気がするがその内容は全く覚えていない。 多分ジェスチャーを交えていろいろ必死になって喋ろうとしたのだろう。 相手の言っていることが全くわからなくても「イェーイェー」「アハン?」と言っておけば意外になんとかなることもわかった。

 

 

 

彼が国に帰り、別れた後は一人でセントーサ島なる島も行ってみたりもした。

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37mもあるマーライオンがお出迎えをしてくれるこの島は島全体がアミューズメントパークのようになっており、家族連れなら丸々一日かけても遊びきれないような場所である。 中国人のファミリーとカップルであふれかえるこの島でただ自分は時間を持て余した。

 

 

一番気になったのはカジノかな。 カジノに行くのは初めてだったが、入ったときの高揚感と来たら、日本のパチンコ店では絶対に味わえないものであった。

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悲しいかなチキってしまいディーラーのいるようなバカラなどはやる勇気が出ず、一人でできるスロットを少しだけやった。 最小レートで賭けているにも拘らずスイスイとお金が消えていくのを見て戦慄した。 しかもこのスロットってのが控えめに言ってもクッソつまらないんだこれが。

中ではジュースがただで飲めるので、コーラをジュルジュルすすりながら他の客が賭けるのを見ていた。 見ているだけでも雰囲気は味わえるのでなかなか楽しかったが、やはりやってみたい気持ちもかなりあったと思う。 この無念は後にマカオにて晴らすことになる。