洞窟で暮らしたい。

日々思ったことや思い出を語る。

シンガポールに行ったときの話①

三年程前、全てに嫌気が差してどうにもならなくなったのでふとシンガポールに一人旅行に行きました。

 

思いついてから速攻でチケットを取り、行くからには英語を勉強しなくちゃな・・・と思っている間に気づいたら当日に。 そして夜11時、チャンギ空港に降り立つ。

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なぜ自分は今こんなところにいるのだろうというキツネにつままれたような気分のままタクシーに乗り、宿泊予定のドミトリーへと向かいました。

 

 

 

シンガポールは栄えている国です。 タクシーから見える輝く摩天楼やなんだかよくわからないオブジェは眺めているだけで心が躍る。 そんな楽しいひと時もつかの間、タクシーは街を抜け、細い路地に入り込んでいく。

ビルもどんどん低くなり気づけば平屋建てが並ぶようなエリアへ。 外の道は暗く、上裸の男が何人もウロウロしている。 これが噂のスラム街ってやつか・・・と勘違いをかましながらドミトリーへチェックイン。

 

 

 

シンガポールって最近できた国なので、あんまり歴史あるものがないんですよね。 とりあえず動物好きの自分としては、シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ、ジュロンバードパークは死んでも行くと決意。

二日目は朝からシンガポール動物園に行くことに。

 

 

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とにかく動物との距離が近い! 客と動物が柵で区切られてたりしないので、檻の中の動物を見るというよりは、客が動物のスペースに入っていく感じ。 サルとかはその辺に放し飼いになってます。

 

一番気に入った動物はタヌキ。 あのずんぐりむっくりさは正に愛くるしく、ケースの前で座り込んでひたすら眺めていた。 調べてみたらシンガポールの動物園のタヌキは旭山動物園から来たそうでとても珍しがられVIP待遇だったそうな。 通りで一丁前のケースにいるわけだ。

 

 

動物園を後にし、ドミトリーに帰ってどこか夜飯を食べられるところはないかとウロウロする。 ウロウロしていてわかったが、このエリアは別にスラム街でも何でもなかった。 

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リトルインディアと呼ばれるこの地区は、インド系の人や建物が集まる正に名前の通り小さなインドのような場所であった。 日本生まれ日本育ちの自分にとってスラム街と言えば上裸の人間がたむろする場所だし、上裸の人間がたむろする場所はスラム街と思っている節がある。

 

その日の夜、慣れない異国の地での雰囲気に疲れ果て眠ろうとしていたとき、隣のベッドの黒人に話しかけられ、次の日から一緒に観光して回ることになった。

 

自分の拙いリスニング力のせいで彼はソマリアから来ただの、イギリスに住んでいただの出生がイマイチはっきりしなかったが、最終的にはベルギーから来たということで自分の中で落ち着いた。

 

また彼は漫画に出てくるような素敵なアフロヘア―を持っていたが、話題として触れてよいかどうかわからなかったため結局彼と別れるまでその髪型について話すことはなかった。 他の人が触ろうとすると露骨に嫌そうな顔をしていたので結構ナイーブな問題であったと思う。

 

続く?